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ペネロペの星 きれい penerop963.exblog.jp

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おさわがせ!これは井上涼のブログです。Twitterのアカウントはkitsutsukijanaiです。YouTubeのチャンネルはTanoshimidaZです。INOUERyo


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「びじゅチューン!祝100曲リクエストスペシャル」について_d0151007_17121643.jpg


「びじゅチューン!」は2013年度に6本分のテスト放送をし、2014年度の4月からレギュラー放送が始まりました。最初は年間16本、3年めからは年間12本つまり月に1本のペースで新作を放送するというかんじで続いています。それが2021年1月末の放送で100曲めに。
しかし100曲をめざして作ってきたわけではなく、しかも紹介されてる美術作品からしたら「へ〜誰?」という感じだと思うので、番組と私は淡々と進んでいます。「美術作品を紹介する5分の番組」として、できるだけ淡々としていたいと思ってもいます。


でも同時に100という数字を祝いたい〜!という山に向かって叫ぶような思いもあり、「祝100曲リクエストスペシャル」と題した特別番組をつくってもらえることになりました。これを書いている2021年1月2日に放送されます(書いている時点ではまだ放送前)。
ごらんになりましたか〜?


視聴者からのリクエストを郵便で募集して、1通を1票とカウントしたランキングをつくり、そのTOP10を紹介しながらこれまでの「びじゅチューン!」について話をする、という内容の番組になりました。ちなみに、1通に複数のリクエスト曲が書かれている場合は、最初に書かれた1曲にしぼりカウント。ただし、パパはこれ、長女はこれ、次女はこれ、と複数の人のリクエスト曲が1通にまとめて書かれている場合は、それらすべてを有効票としてカウントしました。10位が3曲あったり5位が2曲あったり同着の曲が多かったので、みんな迷ったんだろうなということが想像されました(実際「迷いました」と書いている人もすごく多かった)。
集まった手紙は400通ちょっとで、これが多いのか少ないのかなんとも言えませんが、ひとつひとつの熱意のつよさにクラクラするお手紙の数々でした。ぜんぶ読みましたよ〜(事実!)。

「びじゅチューン!祝100曲リクエストスペシャル」について_d0151007_17124634.jpg



そして番組では聞き役として漫才コンビ・ナイツの土屋伸之さんをお招きし、ラジオ番組のような雰囲気でトークをしていただきました。なぜ土屋さんにお願いしたかと言いますと、番組を見ておられることをいくつかの機会で知ったからです。このスペシャル番組はファンの人とお祝いをする時間でもあるので、MCも少しでも番組を好きでいてくれる方がいいなと思いました。それが実際にそうなってよかった。打ち合わせと撮影で、ご一緒した時間は数時間ほどでしたが、土屋さんは役割に徹してくださり、番組のこともよく見てくださっているのが分かってありがたかったです。オファーの後で知っていただくのももちろんありがたいですが、オファーする前から生活のなかに「びじゅチューン!」が「入ってた」というその事実の貴重さにおののくのでした。ヒエ〜〜

「びじゅチューン!祝100曲リクエストスペシャル」について_d0151007_17130482.jpg


土屋さんファミリーに限らず、お手紙を読むと「びじゅチューン!」がいろいろな家(ファミリーであれ一人暮らしであれ)の生活に「入っている」ことが見て取れました。そのすごさを想像します。話がちょっとちがうけど、私の父は高校の美術の先生をしていて(今は定年退職して彫刻家をしている)、指導要領が変わりだんだん減らされていく美術の授業数について嘆いていたのをぼんやり思い出します。そして番組を通じて、美術というものに苦手意識・コンプレックスを感じている人の多さや、家族といつか美術館に行きたいと憧れているけどきっかけがないと感じている人がものすごくたくさんいることを知りました。そのなかで100曲になるまで番組が続いてて、その番組が生活のなかにいつのまにか「入って」いっていて、美術が苦手な気持ちを溶かしたり、小さい子が訳も分からないまま美術館に行きたくなったりするきっかけになっていることの重大さを感じるのです。


でもそうして重大だ〜とか考えていると動けなくなってしまうし、知らんがな〜とも思うし、根本的に何かが変わるためには20年くらいかかるかもしれないし、でもこの番組を20年も続けるのは難しい(ほんとに大変だから〜)し、いまは淡々と続けていきたいと思います。それが100曲時点の気持ち。
いま101曲めと102曲めの歌を作っているところです!


# by PeNeRoPe963_frien | 2021-01-02 18:03

POPLIFE: The podcast に出たよ


もうこのブログの更新はないんじゃないかと思われたかもしれませんがそんなことはありません。書けそうな時にしか書かないだけなのです!書けそうな時が2年に1回くらいしかないだけのこと…。では今書いているということは書けそうなことがあったからで、それはSpotifyのポッドキャスト「POPLIFE The podcast」に出演したことについてです。


<念のための補足>
Spotify…定額制の音楽配信サービス。プランによるが月額1,000円くらいで何を何回聞いてもよいやつ。
ポッドキャスト…ネット上のラジオ番組みたいなやつ
POPLIFE: The podcastの読み方…ぽっぷらいふ/ざ/ぽっどきゃすと



この番組は田中宗一郎さんと三原勇希さんというMCの方がいろんなゲストとともに、ポップカルチャー(映画、音楽、漫画、アニメ、小説、ファッション、スポーツ…)についてしゃべる番組で、現在は毎週木曜の深夜24時(金曜0時ともいう)に更新されています。1つのテーマにつき3〜4本のエピソードが連続で録音され、それが週に1〜2本ずつ公開されていくという仕組み。ひとつのエピソードが1時間をこえることもあるので、毎回すごいボリュームです。
”超・雑談形式”と謳っておられますが、ほんとに雑談のように話はどんどん脱線していき聞いていてテーマなんやったっけ?と思うほど。しかしそのさまよいの中にカルチャーの現在や歴史とか、出演者の思惑とか反射とかいろいろなものが「入っちゃって」いて、とてもおもしろい番組です。この番組が好きで2019年の開始からずっと聞いてきたので、今回出演することができてとても光栄&ヤバイ気持ちで、依頼が来てから収録するまでの期間は精神がじりじり日に焼けてツライというような心地でした。


2回収録にうかがって、2回めはやる気あり美太田といっしょだったのでかなり心強かったのですが、1回めは到着する前にもう帰ろうかなと思いました。というのもトークのテーマが「歌謡曲」で、話せることほとんどねえな!という状態だったからです。番組側から「これを聞いておいてくださると話す上で助かります〜」と楽曲のプレイリストが送られてくるのですが、ぜんぶで400曲くらいあって、しかも送られて来たのが収録前日の夜だったのもありほむらちゃんのように何回か世界線を行き来しないと絶対に聞き終えられない状態で、心許なくて消えたくなりました。でも消え去ったりはなかなかしないもので収録スタジオには到着し無事に出演して、あいづちしか打たないあいづちマシーンのようになりながらも収録を終えました。できることはしたので、とりあえず聞いてみてほしいです。補足しておくと、一緒にゲストとして呼ばれたOKAMOTO'Sオカモトコウキさんも宇野維正さん(←ファンです)も、MCのお二人もとてもジェントルな方々でした。
2回めに太田と出演した回は、打って変わってもっと聞いていたいな〜と思うような時間だったのでそのちがいも聞いてみてほしい。


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↑右から私、宇野維正さん、田中宗一郎さん、オカモトコウキさん、三原勇希さん。絶妙に私のびびりが写っております


この2年ほど、目に入る社会の状況が混沌としていて(それは昔からずっとそうなのかもしれないが)、アーティストを名乗る人として何をどんな感じで作ればいいのかわからないことだらけだったのです。今年2020年はみなさんご存知のコロナウイルスのせいでそれはもう混沌としていましたが、2019年も京都アニメーションの事件とあいちトリエンナーレの紛糾があり、本当に地面がぐにゃぐにゃするような不安を覚えながら過ごしました。美術はこんなに目の敵にされてしまうのか。職人技でアニメをつくる人たちがどうしてこんな不幸に見舞われるのか。作品とか必要なのか。
そのなかで「びじゅチューン!」という番組では毎月1本新作をつくるし、展覧会もあるし、毎日小学生新聞ではこれから先の長〜い小学生にむけた漫画を描くわけだし、何をどう作っていいのか確信の持ちにくい状況が続きました。その時期にこの番組には暗くても明るくても未来につながるような兆しを感じられてよかったのです。いまおもしろいのは何か、それがどこから来ているのか。「いま」はこう見えているけど、過去になにがあったのか。本当は自分でそれを判断すべきだと思うけど、他人から聞けるのは自分の判断材料をもつための準備になるので助かった。


と書くと重くなるけど、番組はひょうひょうとしてあるので気軽に聞いてみてほしいです。エピソードがたくさんあるので、入口としてのオススメを決めるなら、
#046 サザンを批判的に全肯定しよう!の回からの3本とかかな。でも毎回その時々の状況にあわせたテーマが設定されているので、気になったら最新シリーズのエピソード1から聞いてみるのがいいのかもしれません。太田と出演した回も来月12月初旬に公開される予定です。太田のバレーボール愛と説明のうまさが炸裂しています。

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↑右から太田、私、画面の中の田中宗一郎さん、長井優希乃さん、鍵盤、三原勇希さん


来年2月?に番組の存続が決まるそうなので、続いてくれますように!
というわけで誰に頼まれたわけでもなくブログを書きました。
あんまり肩入れしすぎるのもキモいので、絶妙な応援をしたいです。でもいま必要な番組だと思います。

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↑毎エピソードにつく長い長い丁寧な解説文より。

# by PeNeRoPe963_frien | 2020-11-27 07:00

2018年→2019年


昨日、やる気あり美をいっしょにやっている太田と話していて、「今年いちばん驚いたことは?」「今年いちばん嬉しかったことは?」「今年いちばん買ってよかった物は?」など「今年のいちばん〜〜」を振り返っていたのですが、私が思いの外なんにも覚えてなくて盛り上がりませんでした。ナンダカンダで35歳だし、ここらへんから思い出に対して意識的にならないと知らないうちに何も思い出せなくなってるかも〜?と心配になり、あとになってもう一度考えてみました。考えてみるとそれなりに思い出したので、書いておこうと思います。


● 今年いちばん驚いたこと
NHK Eテレ「びじゅチューン!」の、「何にでも牛乳を注ぐ女」という曲が急激にネット上で拡散されたこと。


YouTube上では455万回再生(2018年12月31日時点)。アリアナ・グランデ先輩とかからすると「それがどないしてん」的な数字ですが、「びじゅチューン!」にとっては一大事でした。この拡散によって2018年は新しい視聴者の人が増えたようです。大好きなきゃりーぱみゅぱみゅ先輩がツイートしてくれたりもして嬉しかった(きゃりぱ先輩はYouTubeのリンクを貼られてただけだったので真意はわかりません)。
https://twitter.com/pamyurin/status/1016730558284435456
でも広まったのはTwitter上での違法アップロードがきっかけだったので、作品を作って作品を大事にしたい身としては複雑な心境でもありました。しかし私だってTwitterで流れてくる細かすぎるモノマネの違法アップロードされたものとか見てゲラゲラ笑ってるし、「赤ずきんと健康」もテレビで流れたものをニコニコ動画に無断転載した人がいたからこそいろんな人に見てもらえたという過去もあるので、どう捉えようかと態度を決めかねていたら年が暮れました!なんにせよ「びじゅチューン!」は美術に興味を持ってもらうための番組なので、興味のきっかけになれたとすると大変ありがたいことです。

無断転載〜、キ〜!と言っている場合でもないのかもしれないし、ここらへんの考え方は色々試して変えていくのが良いのかもしれない。
(1月25日加筆 )


● 今年いちばん嬉しかったこと
やたらと忙しかった夏を乗り越えられたこと。




鹿児島県の霧島アートの森での個展、東京国立博物館での「なりきり日本美術館」展、「びじゅチューン!DVD BOOK4」の発売、「びじゅチューン!」の番組制作と夏休み特番やグッズ監修・イベント、毎日小学生新聞での連載などなど、すべての作業が重なった6月〜8月はTENYA & WANYAでした。私の場合作品を作るのってじわじわ〜っとした作業を重ねるじっくりコトコト系の行為なのに、夜中までコトコトやったその翌日にステージで歌ったり踊ったりサイン&握手会したりして、その生活の振れ幅に戸惑っていたし疲れた。でも二つの展覧会にはたくさんの人が来てくださったし(もちろん入場者数だけが展覧会の価値ではありません)、DVD BOOKとグッズの売れ行きも良いとお聞きしております。がんばってよかった〜。






● 今年いちばん買ってよかった物
「ミラクルエッシャー」展のグッズ売り場で買ったペーパーウェイト。
アニメの絵を描く時は紙を重ねて描きますが、これで押さえておけばズレないんです。作画用紙とタッピング機を使えばすぐ済む問題ですが、どこに行っても買えるA4とA5の普通紙が好きなんだ。そしてこのペーパーウェイトはかわいいので作業の楽しさが増すのでした。
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● 今年いちばんよかった映画
これは難しいけど、ぱっと思い浮かんだのは「さよならの朝に約束の花束をかざろう」と「万引き家族」。





この二つに限らず「リズと青い鳥」もそうだし「君の名前で僕を呼んで」も「寝ても覚めても」もそうでしたが、見ていて苦しくなるような映画に惹かれやすい一年でした。自分のこだわりと不安に振り回されようとあきらめられずに思いを強めて周囲とズレていってしまう、時間が経って状況が変わってしまう!というような感じ。「万引き家族」は家の中の暗さとか、大人数で住む部屋の汚なさとか騒々しさがすごく上手に表現されていて、そこにも感動しました。そして「カメラを止めるな!」もとても楽しみました。



● 今年いちばん聞いた曲
でんぱ組.inc「ギラメタスでんぱスターズ」

新曲が出るタイミングで読んだこの記事 をきっかけにでんぱ組.incのにわかファンに急激になった今年。中でもこの「ギラメタスでんぱスターズ」のライブ映像は元気になるので繰り返し見ました。
最上もがさんが辞めてしまっても、最上さんを大事に思いつつ今を進むんだ光速ですんませんねという曲の強さと、身体フル活用のパフォーマンスの素晴らしさ。私もぜ〜んぜ〜んレベルは違うけど人前で歌ったりするので、こんな風に魅力の宿ったステージにできればいいなという憧れも相まって何度も何度も見ています。
特に好きなのは1番のサビの始まりのカーン!という音に合わせて顔を上げるみりんちゃん(古川未鈴さん、赤色の人)の前髪がパーンとなるところです。でも本当に全員すばらしいです!



といった具合です。
年中どたばたしていて基本的にいつでも混乱しているけど、混乱してるだけだとアニメが作れないので(本当にじわじわした作業だから落ち着いてやらないと絵が描けないし増えない)、意識的に生活のサイクルを作ろうとし続けられたのは良いことでした。料理はまあそんなに進歩しないけど(←味見をしないからだ)毎日なにかしら作り続けた。えらいぞ〜。来年は関わる人々との関係性をだいじにだいじにしつつ、作品をより良く作れるように考えて行動します。


# by PeNeRoPe963_frien | 2018-12-31 19:31

2017年をふりかえりました。


「びじゅチューン!」は4年めになって、見ている人も最初からすると入れ替わったのかなという印象があります。もちろん以前から見てくれている方もたくさん。「この子がお腹にいる時から聞いてて、その子がもう3歳です」と教えてくれる親子のファンの方にイベントで会うことも少なくありません。
「初期の作品がよかった」と書かれてることも多くてUJIUJIすることがありますが、毎回「どうにかいいの作ったぞ〜」と思えるものが1年間できました。アニメでも曲でも、あと作業の進め方についても、毎回ちょっとずつ挑戦したり良くなるように調整していて、それを淡々と続けられたのは幸せなことだと思います。スタッフの方とのチームワークにも磨きがかかりました。


毎月、「びじゅチューン!」と同じタイミングでしめきりがくる毎日小学生新聞の連載「美術でござる」も20回を超えました!うれしい〜。サイズが小さいとはいえ、新聞の見開きを美術のまんがで満たす作業は毎回大変ですが、こちらも面白い仕事です。アニメと違って絵が動かないので、一コマの絵を描き込むことができ(私のアニメでは動かすために絵を簡略化しないといけないので)、それが楽しい&しんどい。
あと、まんがの中で美術作品を絵に描き起こす作業が多いのですが、改めて描こうとすると「ほうほう、こうなっていたのか!ここがこうつながって…!ここにこんな人が描かれているとは!」など発見することや参考になることが多く、「ウチ、いま美術に育てられてる!」と思います。小学生向けの媒体で月1回の連載なので、読んでくれてる人がどう思っているのか反応が掴みにくいのは悩みどころだけどシャドウボクシングのようにやっております(編集部への感想のおたより待ってます〜)。


余談だけど、まんがを描くときは”漫画家気分”を盛り上げるためにEテレの「漫勉」という番組の録画したやつをよく流します。いろんな漫画家の方がまんがを描いているところを定点カメラで観察する番組なのですが、それぞれの工夫とかこだわりが発揮される場面を見ると元気が出て、「しっかり描かねば〜!」と思えます。萩尾望都さんと、清水玲子さんと、伊藤潤二さんの回がリピート多め。


夏には兵庫県県立美術館で個展をしました。わたしの出身地で展覧会ができて嬉しかった。関西のゆるいようなゆるくないような空気感のなかで、準備ができて助かりました。東京はとても好きなんだけど、ちょっと気をつけていないと暗くなっていきがちであるからなあ(ず〜っと一人で作品を作っていると、作品自体はゆるめなのに思考が暗くなるのです)。暗いのが悪いのではないか。生活に否定的で、全てが面倒くさくなっていくのがよくない。でも個展の準備期間はせっせと料理をして、そうならないように気をつけましたがね!(せいろで野菜と鶏肉を蒸してただけ)
そういえば改めて「関西弁が好きかも!」と気づきました。特に小学生とかお子さま勢が話す関西弁かわいい。お子さまは何ゆっててもだいたいかわいいけど。関西弁のアニメとか作ってみたいなあ。
2月に大学のときのいわゆる恩師が亡くなって、生活の中でも自分の内面でもどうすることもできなかったので、少し(?)作品に先生の要素を入れました。先生は喜んでくれると思うけどわからない。


「やる気あり美」は3年め。2017年は自分がメインの作品をつくるよりも、他のメンバーのサポートとか宣伝役?をした一年でした。独特のもどかしさはあるんだけど、「集団の目的のために、何でもいいからできることをする」という過程は、ふだん一人で作品を作ることの多い私にとってとても大事なものです。
「やる気あり美」という人物がいるとしたら、2017年は強化合宿をしてオーディションで役を勝ち取ったみたいな年だったのではないでしょうか。ちがうかな。ちがうかも。ちがいました。
2018年はサポートしつつもやる気あり美の作品をつくりたいなあ。


そうだ、2017年は初めてPerfumeに関係する仕事ができたエポックメイキング?な年でもありました。週刊ビッグコミックスピリッツでのPerfume特集にイラストを載せていただいたのです。嬉しかった。アニメにできたらいいのになあ。いつか会えたらいいな。


毎年クリスマスとか年末になると「なんか盛り上げねば!」という謎の意識が芽生えるのですが、2017年は「ピジョ子の新曲」という作品を自分の公式サイトにアップしました。音だけの作品です。FMのラジオ局J-WAVEで流すラジオCMを作る仕事をして、それが楽しかったのでそのCMに出て来た鳩のキャラクターを主人公にしたストーリーを作りました。。
2010年〜2011年ごろ?に作った「SFの魔女」という作品があるのですが、地味な作品の割に「あれがすきです」と言ってくれる方がまあまあいるので(いるのですよ)、あの作品にあるような雰囲気のものを作りたいと思い作りました。まだ作っている途中なので「作りきること」をがんばります。私の変わっていくとこと同じ部分との両方を楽しんでもらいたい。



 2017年は仕事での移動が本当に多い年でした。日本全国に行くことができました。行ったことない地域に行けるのは面白いんだけど、行った先でいろんなファンの方々に会えるのは嬉しいんだけど、ちょっと多すぎたかな〜と思わなくもありません。移動すると疲れるので作業ができなくなるのです。人の多い品川駅や渋谷駅を通るともう眠くなるのでした。私には優しいんだけど、スタッフの人にけっこう厳しいファンの方の姿を目にして、やだなあと思うことが少しあったりもしました。イベントがお客さんにとっての非日常で、楽しみにしてきてくれていて、ちょっと主張が強くなっちゃったり、すこしだけ欲が出ちゃったりするのはとても分かるんだけど。
呼んでもらえたならその機会は大事にして、でも作業をする時間をいちばんに2018年は考えたいと思います。びじゅチューン!のイベントでスタッフの方々とあちこち行ってサイン&握手会っていうやつとかミニコンサートをするのは楽しいので悩みどころ!

イベントやらインタビューやらいろいろなことをやっていると、勉強になるけど同時に「作品つくるのが結局一番だいじ〜〜」という内面の声(CV : 思いつかなかった)が聞こえてくるような2017年でした。作品を作ったからいろんなことができるようになったわけだし、2018年も作ることを中心に置いて動かさず、作るためにイベントをしてファンの方に会い、取材も受けるなら受けようと思っています。あ、ラジオは好きだから出れるなら出たい。

心の向くことしかできない!
というのを実感した年でした。










# by PeNeRoPe963_frien | 2018-01-01 20:50

日曜日から平日へ


日曜日の夕方5時55分という時間を、そわそわして待つのが3年続きました。Eテレ「びじゅチューン!」の放送があるからです。この春から放送日が火曜と水曜の夜に移動することになり、その習慣のようなものも少し変わることになりました。平日夜の放送になることへの不安もありますが(3年で1〜3歳くらいの夜は眠たいお子さまファンがけっこういることも分かったし)、なにごとも始まる前が一番不安なものだから考えすぎないようにします。「びじゅチューン!」が始まるちょっと前に作った「YADOKARI」で、「まだ火曜日だわ 今日を入れて4日も頑張れない」と歌ってた私が火曜日の番組をやらせてもらえるのはありがたいことだなあ。


日曜は何をしていても夕方5時55分が気になって、放送1時間くらい前にTwitterで告知をし、5時50分になったら同じEテレの「ごちそんぐDJ」が始まり、「わあ、ごはんちゃんまた大変そうな撮影してる…矢野顕子さんのモノマネLOVE…(厳密には矢野顕子さんのモノマネをする清水ミチコさんのモノマネらしい。豆知識)」とか思って見ていたらすぐに「びじゅチューン!」のターンになり、茶髪でタキシード着た数年前の自分が画面に出てきて毎回うぅとなり、でも柿沼さんがタイトルを読み上げて歌が始まる(歌のタイトルを考えるときは柿沼さんの声が脳内で響くようになりました)。歌が終わると私が出てきて、織田監督による遊びのターン(いや解説のターン)、そしてもう一回歌が流れてもう一回私が出てきておしまい、そしたら次にベニシアさんが始まって、それを横目に番組後のツイートをする。「番組放送後5分以内に告知のツイートをするとよいらしい」という言い伝えのようなものを誰かから聞いて、放送後は「はよ告知せな…」とパソコンに向かったりiPhoneを手に取ったりする。ときどきベニシアさんがすごいセンチメンタルを特盛りにしてくる日があって、それを見てしみじみしていたら告知のタイミングを逃してしまう日などもありました。そういう一連の習慣が少し変わるのです。火曜日と水曜日の夜にはどんな習慣がまっているのだろうか。番組はまだ続くのだしあんまりセンチメンタルになるのはやめておこう。ベニシアさんがこっちを見てる(見てない)。


会社に勤めていた時、月曜日が来るのがほんとに嫌だったから(そのうえ平日ツライみたいな歌も作っていたとは!四面楚歌!)、日曜の夕方に何か楽しいものを届けられるかもしれない、というのは私にとって意義深いことでした。スーラの絵をモチーフに「月曜日モンスター」という歌まで作ったりして…。今度は「平日夜」でそれをやろう。

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Eテレ「びじゅチューン!」
4月4日から火曜夜7時50分〜
再放送は水曜夜10時50分〜
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# by PeNeRoPe963_frien | 2017-04-03 08:35