
ドリンクバーババアはドリンクバーの飲み物を絶妙に調合して
薬を作ってくれるいいやつ。
(こばなし)
仕事が忙しい、とこのブログでのたまいつつも
合間に映画をちょこちょこ見ています。
このまえ「かいじゅうたちのいるところ」を見ました。
家出した少年が怪獣がいる島で数日すごして帰ってくる、
という簡単なストーリーでしたが
(絵本を原作にしているのだとか)
すごく独特なものが表現されている映画でした。
出てくる怪獣はみんな3頭身でかわいいのですが、
かわいいパンダを近くで見たらなんかこわいみたいな
そういう何というのか「何されるかわからない」気配が
目つきとか毛並みに(?)織り交ぜられていて緊張感がありました。
小さい頃私はセサミストリートのビッグバードが怖くてしかたなかったのですが、
それに通ずるものがあります。
さいしょ怪獣のかわいさに気を引かれましたが
話が進むにつれ、どの怪獣にも何かしら性格的に不気味なところがあるのが分かってきて、
最終的には日常の人間関係の不気味さとかわずらわしさ(人の言動に振り回されたりとか)
とかが映画の中に表れていたと感じました。
そんであの日ざしの気だるさ!
たいていのシーンが斜陽でオレンジがかった光で、
冬の日曜日の4時〜5時に「あした月曜日かー・・・」と考えている時の
あの日ざしの感じがしました!
「しました!」って
なにを鬼の首を取ったかのように・・・
まあいいや
想像をはるかに超えてアンニュイな映画でしたが
私はとても好きです。