
トークイベントのため、金沢に行ってきました。
詳細はまた加筆します。
━━━━━━3月27日 加筆━━━━━━
ん!
加筆といえどもけっこう忘れてきているぞ!
思い出さなければ!
えーと
ひさしぶりの金沢はやっぱり雨で、
幸先がわるいなあと思いました。
駅から乗ったタクシーの運転手さんは
「黄砂がたちこめて前が全然見えなくなっていた。あんなの初めて」
と言っていました。
あまり知られていませんが、
金沢は悪天候のオンパレードな地域なのです。
雨だみぞれだ雪だなんだと
空から降るもののバリエーションがやたらと多い。
黄砂というパターンも増えたようです。
さながらレパートリーを増やすのに熱心な主婦のような。
そのタクシーの運転手さんに行き先を告げたら
「どうして美大(らへん)まで行くんだ」
と聞かれ、
「ちょっとトークイベントでしゃべりに・・・」
とは言えず、
「来年美大を受けるので見学をしに・・・」
と誰からも望まれないウソをつきました。
(あとで聞いたら
その日は合格発表の日なので
大学には立ち入り禁止だったそうです)
そしたら運転手さんがここぞとばかりに
金沢アピールを展開して、
すしを食えすしを食えとしきりに言い始めるのです。
わたしはすでに知ってるけど、
金沢のおすしは本当においしいです。
そして安ーい
で望まれないウソをつくのに飽きたころ
会場の近くに到着。
運営スタッフの方や、
トークイベントで聞き役をしてくださるスズキ先生
(「赤ずきんと健康」をつくる時、担当をしておられた方です)
とごあいさつをしました。
ここまで書いて気づきましたが
このブログを読む人に雰囲気を伝えるための写真を
ぜんぜん撮っていませんでした。
あるのは
このイベント「アートステーション石引2010」のマスコットキャラ
びっきーちゃんの画像だけです。

すごいでかかった。
いい黄色をしていました。
さて
思い出すがままに書き続けよう・・・
スタッフの方とスズキ先生と
簡単な打ち合わせをしました。
そうだ趣旨だ
趣旨の説明をしよう。
このイベントは、
金沢美大の近所にある石引(いしびき)商店街を盛り上げるために
美大生ががんばって
お店の中に作品を展示させてもらったりするイベントです。
あ、びっきーちゃんの名前って
石引の「びき」から来てるのか!
で
そのイベントに際して、
にぎやかしとして誰か呼ぼうということになり
ちかごろ美大生に人気のある井上涼を呼んだ、
ということだそうです。
わたし人気があるのか。
美大生に?
へー
すごいな!
トークイベントでは
「赤ずきんと健康」という私が作ったアニメ作品が
(私の人気の源であるこの作品が)
どういった経緯でできたのか、
というお話を中心に、
他の在学時に作った映像作品や
去年作った映像作品を上映していただきつつ、
各作品のラフスケッチとか絵コンテとか
制作途中がどんなだったのかというお話をし、
あわせて
「制作のモチベーションはどこから?」
といったような
底の深さを試されるような類のお話をしました。
夜中に自宅をまさぐって(?)
昔の制作ノートやら試作品やらを見つけてはスキャンして
なんとか来たお客さんが
雨でも来てよかったよ、
と思うようにいろいろと用意してみました。
ってアピール!
にぎやかしとして
手にはこの鳥をつけてみました。

以前べつのイベントに出演した時に肩につけていたものです。
しばらく自宅に転がっていたのを
金沢まで連れていってみたのです。
さぞや
アーティストっぽく見えたことでしょう!
さて、
文が長くなってきたので
いろいろ省きつつ書いていこう。
うちあわせのあと、
トークイベントの会場で売っているお弁当をいただきました。
石引商店街のお店の方がいくつか模擬店(ていうのか?)を
出しているのです。
いろいろ省きつつ書きますが、おいしかったです。
なます、っていうんだっけあのタマネギとかニンジンとか魚が入ってるやつ。
あれがすごいおいしかった。
天候がハードな金沢ですが
そのおわびといわんばかりに
食べ物がだいたい超おいしいのです。
省きつつ書くので
お弁当についてはこれでおわり。
でしばらくの待ち時間のあいだ、
バイトしていたことのあるファミリーマートでお金をおろしたりしました。
ファミマでは
仕事をさぼって、棚に並べる前のジャンプを控え室でよく読んでいました。
で本番です。
お客さんは20〜30人くらいいらっしゃいました。
多いのか少ないのか諸説ありますが
ありがたいことには変わりないでございます。
さきほど書いたような内容の話をべらべらしゃべり
スズキ先生と制作時の思い出話をしたりして
そうこうしているうちに
最後には質疑応答の時間が来ました。
ふつふつと
「この状況、畏れ多いなー」
という考えが自分の中に沸き上がっていましたが
質疑応答の時間がくるころ
それはMAXになり
なにかと「私なんてうすっぺらい人間です」といったような
「畏れ多いと思ってますアピール発言」を連発しておりました。
アーティスト
と呼ばれたり名乗ったりするのならば
一定量の自信はつねに持っていなければなあ、
とぼんやり反省しました。
(と、ブログに書くのはどうなのか?)
あ、ここらで画像をはさんだりしなければ!
困ったらEXILEだ!

↑私が好きなNAOTOです。
ゲイに人気なのだそうな。
やっぱりか!
というわけで
トークイベントは終わり、
あっという間に帰りの電車の時間が来ました。
いろいろあって日帰りにしたのでした。
すごい数時間だった。
〜まとめ〜
自分のやっていることを
見ず知らずの方に説明するというのは、
自分のどこらへんには説明が不要で
どこらへんにはていねいな説明が必要なのか
というのを判別しないといけません。
すると
自分の(自分自分と多発しますが)いる位置のようなものが
うすぼんやりと見えるような感覚がありました。
世間における自分の位置とでもいいましょうか。
するとすると
「私は今この位置にいますが、私は将来こうなりたいのである。
だとしたら今の位置からはこういう方角にこれくらい進まなければ」
というようなことが分かったような気がしました。
ぼんやりした話なので
本当にそうなのか怪しいですけど。
でも
もうまとめて終わろう。
そういう収穫があったトークイベントでした。
呼んでくださった運営スタッフのみなさん
スズキ先生、びっきー
あとどういう理由であれ会場に来てくださったみなさん
あとここまで読んだ人
どうもありがとうございましたー。
↓スタッフの方の感想が書かれています
http://ishibiki.jugem.jp/