
(下線部に、というか下線に意味はありません)
妖精のわたしにも中学の同級生というのがおりまして、、、
その中にはお笑いコンビをやっている人もいます。コンビ名はコチュジャン。さいしょ「コンビ名はコチュジャンにした」と聞いた時は「売れないんじゃ…」と陰ながら心配しましたが時間が経つとしっくり来ました。まだ売れてはいません。コチュジャンなのは鍋(なべ)としんぺーという二人なのですが、最近インターネット上で配信するラジオ番組を始めたので紹介します。
「じゃあ、友達によろしく。」という番組です。
コチュジャンの二人によるコントと、梅村という人を加えた3人でのトークで構成されています。コントはだいたい5分くらい。トークは25分くらい。
トークは下ネタも多かったりするし(当人達は下ネタやめようと思っているようなのですが)、ノリについていけないなあと思うこともあるのですが、コントはおもしろいです。
きっとおもしろいと思っていただけるものも含まれています。私は偉そうでしょうか。とにかくまずは各回の冒頭に入っているコントを聞いてみてはいかがですか。
今のところ12回やっていて、
わたしが好きなのは以下の四つです。
「いい気持ち」
こういう人いそうだけどいなさそう、というギリギリの感じがおもしろいです。
「監督」
スクリーンから汁でない映画はだめ、って言う人いそうです。
「2年J組滝澤先生」
窓を叩く音が効いています。
「よいしょ」
よいしょって連呼する前のやりとりがおもしろいです。
「僕とオカンと捨て…」
最後の場面が好きです。
いかがでしょうか。
おもしろかったでしょうか。おもしろかったら他の回も聞いてみてください。文末に貼っておきます。おもしろくなかったですか?じゃあその旨こちらのブログに書き込んでくださいますか。
「コチュジャンのブログじゃん」
http://www.voiceblog.jp/nabe62/
あとtwitterのアカウントは
(更新が止まっているようですが)
@ja_tomoyoro
おもしろいにせよおもしろくないにせよ、コチュジャンは反応をほしがっているのでどうぞ何か声をかけてみてください。
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by PeNeRoPe963_frien
| 2012-05-22 09:00
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Comments(7)
ゲイだと大っぴらにカミングアウトしはじめてから、5月12日で7周年です。7年前カミングアウトするときに作った映像の作品というのがありまして、それがこれ↓。
私の髪が短いですね。
ゲイの人には短髪が好きな人が多いので、モテたくてずっと短くしておりました。モテはしませんでした。今はなんとなくダラダラ伸びて、アニメに出てくるたまにするどいこと言う地味なキャラみたいな髪型になっています。
私が行っていた金沢美大の課題で、「自分のアイデンティティをテーマに何でもいいから作ってちょうだい」みたいなのがあって、「じゃあカミングアウトしようかしら」と作った作品です。
(それほど軽い気持ちではありませんでしたが。)
ずっと絵を描くのと音楽が好きだったのでそれを一つのアイデンティティとして、それを以ってゲイというまた別のアイデンティティを表現するという、アイデンティティにアイデンティティを塗りたくったアイデンティティの盛り合わせ1260円!みたいな作品。
いま見ると恥ずかしいです。
でもこれを作っていろいろなことが楽になりました。
去年も一昨年もこの時期に同じようなことを書いているのですが、カミングアウトしてよかったことは嘘が減ることです。
(5周年のとき→★)
(6周年のとき→★)
少女漫画が好きだ、花が咲いて嬉しい、ヒュー・ジャックマンのアゴがかっこいい、ヒュー・ジャックマンが本当にかっこいい、サッカーが苦手だ、温泉が苦手だ、男子トイレが苦手だ、そういった好き嫌いをほぼそのまま言うことができます。カミングアウトする前は「男のくせに?」と言われないように好きなものを隠したり、世の男性が好きそうなものを好きなふりをしてみたり、生活の中に無数の嘘がありました。
今はそういうことはあまりありません。
好き好き言えて嬉しいです。
逆にカミングアウトして少しつらいことは、周りの人が私の扱いに困っているのが時々分かることです。“男として扱えばいいのか?きっぱり女扱いでいいのか?わかんないなあ。”
社会生活においては、わかりやすくスムーズに飲み込めるものが好まれるようです。その中において、私のようにあいまいな要素は人の思考にひっかかりを与え、いつも少し時間を割いて考えさせてしまいます。それが分かるので「お手数おかけします~☆」という気持ちです。
ですから、日常的に私に接しているみなさんには感謝しています。たまに忘れていますが、たいてい感謝しています。
この場借りちゃった☆
あと書いておきたいことは…
私の今いる環境はそういうセクシュアリティの違いにかなり柔軟な方なので、昔の美輪明宏さんみたいに石を投げられたりすることはありません(むかしテレビで言ってた)。ゲイだということが原因で起こるつらいことも柔らかいものが多いです。
ただ、そういう考え方のベクトルは、場所やそこに揃う人の顔ぶれによってかなり違います。嫌悪感をもつ人も、それとは逆に無防備な憧れをゴリゴリ押しつけてくる人もいます。
ですから私はこういったカミングアウトの作品を作りながらも、誰にでもカミングアウトを勧めるわけではありません。
ご自分のいる環境をよく見て判断されることをおすすめします。
先輩ヅラしてしまいました☆
鳥も足がつくほどに私の知識の泉は浅いので、あまり政治のお話には触れたくないのですが、ちょうど今週アメリカのオバマさんが「同性婚」を支持する発言をされたそうです。
選挙に向けてのパフォーマンスでもあるらしいのですが、アメリカの一番えらい人(←見識の浅さが垣間みえる表現!)の発言というのは、やはりかなりの影響力があるらしく、今後いろいろなところに時間をかけてその影響がやってくるであろう、という記事をtwitterで読みました。(それがどの記事かっていう、いわゆるソースはごめんなさい残してなくてありません。)
状況は変わって行きますね。
私にはその変化がLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーのことを指す呼び方)の人たちに嬉しいことをもたらすのかどうか予測もつきません。
ただ、私自体は、今後もゲイだとカミングアウトした状態を続けてまいります。
それは単に自分のためです。
私がなるべく嘘をつかずに生きていくためです。
どうしても嘘はついてしまいますが、なるべく少なく。
もしそのカミングアウトし続けることが、ほかのマイノリティの人々、もしくは誰もが何かしら持っているマイノリティな部分、そういうものをラクにすることがあるならば単純にうれしく思います。
その一方で、そういうマイノリティな人や気持ちを、私のすることが圧迫しませんようにと願って、注意しています。
全部を肯定できるわけではありませんが、私は生まれてよかったです。
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by PeNeRoPe963_frien
| 2012-05-12 18:59
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